しぶにしデッキシートの広告を見て思い出したこと
2026.1.23
とある冬の朝、通勤途中に目にした渋谷駅西口方面の通路広告はCanvaだった。
Canvaは生成AIを使い、誰でも簡単にデザイン資料やプレゼン資料を作れることを売りにしたツールだ。
一方で、古参のAdobeも生成AIによる資料作成の自動化を
業務文書の領域にまで広げはじめ、MicrosoftのCopilotもこの分野に力を入れている。
生成AIによる資料作成は技術進化が早く、その分、普及も速い。
そんな事を考えていたら、あるニュース記事を思い出した。
某大手コンサル会社が生成AIで作成した報告書をそのまま成果物として納品したところ、
事実と異なる記載が複数見つかり、結果としてオーストラリア政府から訴訟を起こされたというものだ。
AIが書き、人が整え、企業が提出する。
その曖昧な分業の隙間に、ハルシネーション(注1)は静かに入り込む。
生成AIは資料作成を効率化するが、責任までは肩代わりしてくれない。
その当たり前の事実を、私たちはどこまで意識した上で「便利さ」を受け入れているのだろうか。
注1) ハルシネーション:確率的文書生成器である生成AIが出力した誤(珍?)回答のこと
【投稿担当:M.E.】
