アジャイル思考で進める課題解決
2025.7.28
最近、プロジェクトで「言った言わない」や誰の責任なのかという課題解決に直接関係ない話に時間を使われてしまう場面に遭遇しました。
従来のウォーターフォール型のシステム開発プロジェクトでは、
前工程までの意思決定が重視されるため、過去の経緯を振り返るプロセスが挟まり、
問題解決の意思決定までに時間が掛かっていました。
しかし、昨今のプロジェクトでは物事を迅速に前へ進めるスピード感が求められていると感じています。
特に海外のメンバが主導するグローバルプロジェクトでは、その傾向が強いと感じており、
私が経験したSAPロールインプロジェクトでは、
問題が発生すると海外メンバが即座に関係者と打ち合わせを設け、
取るべき対応を重点的に議論していたことが印象的でした。
基幹システムなど大規模なシステムであれば、
開発手法としてのウォーターフォール型は有効なアプローチではありますが、
長期間のプロジェクトの途中で、状況を一変する出来事が起こることは珍しくないため、
プロジェクトメンバには、そのような事態に柔軟に対応できるアジャイル的思考が必要だと感じています。
【投稿担当:K.Y.】