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組織改革におけるハード面とソフト面について

2026.3.27

組織改革において、課題は

ハード面(組織構造、規程、業務プロセス、評価制度、システム等)と

ソフト面(組織風土、企業文化、マインドセット等)に大別される。

 

両者は不可分であるが、ハードの刷新によって、ソフトの弱みを補完し、

強みを補強するようなアプローチが望ましい。

 

現在、親会社と業態の異なる子会社における組織改革に携わっている。

 

同社は比較的最近グループに参画した企業だが、

これまで利益優先で成長してきたことから、

グループ水準のガバナンス構築が急務とされている。

 

具体的には、規程やマニュアルなどの文書が不足・形骸化しているという課題がある。

 

これまでの業務マニュアルは簡潔なものが多かったが、

ヒアリングを通じて暗黙知を抽出して、真に機能する形式知への転換を目指している。

 

また、同社の強みである「意思決定・行動の速さ」

を損なわないように、文書構造の再定義を進めている。

 

規程などの上位文書で指針を厳格に定義する一方、

実務手順を記す下位文書は現場側で機動的に改訂できるようにしている。

これにより、統制とスピードの両立を図った。

 

今後とも会社の実態に即した「形骸化しない仕組み」の構築を追求したい。

 

【投稿担当:K.S.】

システム開発プロジェクトにおける情報連携の重要なポイント

2026.2.27

システム開発プロジェクトにおいて、「情報・意見・相談」を早期に吸い上げ、

解決につなげる仕組みづくりは、プロジェクト運営の重要な要素です。

 

開発現場では、関係者が多く、専門性も異なるため、

必要な情報が必要な人に届かないことで、

認識のズレや手戻り、進行遅延が発生しやすくなります。

 

こうした状況を防ぐため、現場では「どの情報を、誰に、いつ伝えるべきか」

を意識した情報共有を心掛けています。

 

定例の会議や資料共有に加え、

進捗の変化や小さな懸念点についても早めに共有することで、

認識のズレが大きくなる前に調整することが可能になります。

 

また、メールやチャットといった文字情報だけに頼らず、

必要に応じて対話の機会を設けることで、背景や意図を含めた理解が進みます。

 

こうした意識を積み重ねることが、

円滑なプロジェクト推進と成果につながると考え、日々業務に臨んでいます。

 

【投稿担当:Y.S.】

◆レポート配信のお知らせ◆

2026.1.23

『データドリブン経営を定着させるために
~ BI運用とプロジェクト推進の現場で見た成功と失敗のリアル ~』 執筆者:井上千尋

https://www.crossfields.co.jp/cms/wp-content/uploads/2026/01/magazine_vol48.pdf

 

近年のビジネス環境は、デジタル技術・生成AIといった新たなツールの発展に伴って、

指数関数的に変化しています。

先行きが不透明なこうした状況において、経験や勘を中心とした旧来的なやり方では、

もはやビジネスは立ち行かなくなってきました。

 

本稿にも触れられているとおり、データ活用の重要性が叫ばれ、

多くの企業がDXを掲げるようになった今、

「データドリブン経営」という言葉は一般的となり、多くの企業でBIを導入し、

データに基づいた迅速な意思決定を試みています。

 

一方で、BIの導入とは裏腹にBIの運用が定着しないケースもたびたび見聞きすることがあります。

 

本稿では、多くのBI基盤導入や基幹システムの導入に携わってきた弊社コンサルタントが、

なぜBIは「作ったのにつかわれない」のかという課題の分析から始め、

BIの運用を根付かせるため、実務の中で見えてきた普遍的な原則を紹介しています。

 

是非ご一読ください。

 

しぶにしデッキシートの広告を見て思い出したこと

2026.1.23

とある冬の朝、通勤途中に目にした渋谷駅西口方面の通路広告はCanvaだった。

Canvaは生成AIを使い、誰でも簡単にデザイン資料やプレゼン資料を作れることを売りにしたツールだ。

 

一方で、古参のAdobeも生成AIによる資料作成の自動化を

業務文書の領域にまで広げはじめ、MicrosoftのCopilotもこの分野に力を入れている。

 

生成AIによる資料作成は技術進化が早く、その分、普及も速い。

そんな事を考えていたら、あるニュース記事を思い出した。

 

某大手コンサル会社が生成AIで作成した報告書をそのまま成果物として納品したところ、

事実と異なる記載が複数見つかり、結果としてオーストラリア政府から訴訟を起こされたというものだ。

 

AIが書き、人が整え、企業が提出する。

その曖昧な分業の隙間に、ハルシネーション(注1)は静かに入り込む。

 

生成AIは資料作成を効率化するが、責任までは肩代わりしてくれない。

その当たり前の事実を、私たちはどこまで意識した上で「便利さ」を受け入れているのだろうか。

 

注1) ハルシネーション:確率的文書生成器である生成AIが出力した誤(珍?)回答のこと

 

【投稿担当:M.E.】