“標準化“のジレンマへの向き合い方
2025.5.30
私はグループ各社に対し、共通会計システムの導入と業務プロセスの標準化を行うPJで、ユーザ側の各種検討を支援しています。
この“標準化”とは言うは易く行うは難しであり、実現に向けては大小様々な課題や衝突があります。
それらの解決に際し、私が心がけているのは、頭ごなしに方針を押し付けるのではなく、関係者にしっかりと納得してもらうことです。
業務プロセスを標準化することで、とある会社の業務が複雑化してしまうようなケースでは、(当たり前ではありますが) 現場担当者から反発がありました。
その際、“PJ方針だから“と推し進めることもできましたが、今後もPJを円滑に進めるためには、ここでしこりを残さない方が良いと考え、親・子会社双方の役員も交えた検討の場を設けました。
その結果、関係者間でPJ方針を再確認した上で、個社の事情を踏まえた現実的な落としどころ(ToBe業務)を見つけられ、今に至るまで大きな問題無くPJを推進できています。
今後も各社の事情にも配慮しつつ、グループ全体として最適な結論へ導けるよう、支援していきたいと思います。
【投稿担当:H.Y.】