プロジェクトにおける活動事例 | 株式会社クロスフィールド

SDGsの取り組みSDGs initiatives

プロジェクトにおける活動事例

2023.3.8

四戸です。
私は現在、世界規模でビジネスを展開する日本有数の食料品製造会社のグローバルプロジェクトに参画しています。私のクライアントはその成り立ちや国内外における事業規模・事業内容から多大な社会的責任を負っており、SDGsへの貢献においても多数の目標を掲げています。
本記事では、クライアントの掲げているSDGs目標に対して、我々がどのように貢献したいと考えているかご紹介します。

 

① 我々のプロジェクトにおけるパートナーシップ

昨年、クロスフィールドのSDGs目標に「17. パートナーシップで目標を達成しよう」が掲げられたことを受けて、クライアントが掲げる目標のうち「8. 働きがいも経済成長も」、「12. つくる責任つかう責任」、「16. 平和と公正を全ての人に」の3点を取り組むことにしました。選定の背景は以下の通りです。

 

 

クライアントは自社で働く人を非常に重視する社風の会社で、従業員を「人材」ではなく「人財」と呼称しており、事業上の注力分野としても「人財に投資すること」、その結果「従業員や社会から選ばれる企業になること」を挙げています。
我々としても、プロジェクト活動を通じて達成するための一助になればとの思いで選定しました。

 

 

 

製造業の目指すべきSDGs目標として挙げられることが多い目標ですが、我々のクライアントでも環境へ配慮した製品設計や顧客への啓発、事業活動由来の水使用量や廃棄物の削減を取り組み目標として掲げています。
これは個人レベルで取り組み可能なことが多いため、メンバの日々の生活を通じて貢献できる目標として選定しました。

 

 

 

グローバルプロジェクトに参画しているため、様々な国籍のメンバと接しています。当然、文化や宗教、物事に対する価値観、仕事の進め方等、様々なものが日本人と異なりますが、そのような「違い」を拒絶するのではなく、各々の多様性として前向きにとらえ、いろいろな国の仲間と手を取り合いながらプロジェクトを進められればとの思いで選定しました。

 

 

 

 

上記目標に対する我々の具体的な取り組みについてご説明します。

 

② 8. 働きがいも経済成長も

我々が参画しているプロジェクトは、クライアントがグローバルマーケットにおいて今以上に魅力的な企業になるために必要不可欠な施策の一つであり、とても働きがいのあるプロジェクトです。
一方で、重要な施策ゆえプロジェクト期間も4年を超える長丁場であり、健康管理が重要なテーマになっています。クライアントメンバの負荷軽減はもちろんのこと、弊社メンバの労働時間も適切にコントロールすることで、プロジェクトに参画しているメンバ全員の幸せや働きがいとクライアントの目標達成の両立を目指します。

 

③ 12. つくる責任つかう責任

この目標は、個人が日々の生活の中で取り組みやすい目標だと考えています。私個人としては、買い物時にマイバッグを持参するほか、食事は残さず食べる、自宅での食品廃棄を抑える等といった取り組みを行っています。
一方、プロジェクト全体としては「ペーパーレス化の推進」と「日常で排出するごみの削減」を取り組み目標として掲げています。幸いプロジェクトはオンライン中心の運営のため、「ペーパーレス化」はかなり進んでいると思っています。とはいえ、現況に満足することなく、個人ができることを一つずつ行動に移していくことを継続したいと考えています。

 

④ 16. 平和と公正を全ての人に

この目標は、グローバルプロジェクトに参画している我々だからこそ取り組める目標であり、非常に重要なものと考えています。様々な国の人と仕事をしていると、「日本人との違い」を目の当たりにすることが多々あります。この「違い」は言い換えると「多様性」であり、「多様性」の尊重はグローバルプロジェクト成功において不可欠な要素であると捉えています。
お互いの意見の相違があった場合でも、「なぜ相手がそう言っているのか?」に思いを巡らせ、加えて、我々の考えを明確に主張することで多様性の中から生まれる価値を重視したプロジェクト推進を心がけています。
また、メンバの中には紛争地域の国籍や紛争当事国に近い関係性を有したメンバも多くいます。世界各地で紛争はつきませんが、異なる立場、文化的背景を持っている仲間とも協業しながら、プロジェクトの成功に向けてOne Teamでプロジェクトを進められればと考えています。