BPR（Business Process Re-engineering）を行なううえで、「業務の可視化」は欠かすことのできない最初のステップです。しかしながら、「とりあえず個々のパターン全てについてフロー図を作成し可視化してみたが、どこから見直していけばよいか見当がつかない」といった悩みを抱えることも少なくないと思います。
そこで本稿では一つの提案として、エンジニアリングにおける「構造的思考」を用いた業務の「構造化」と「見直し」について述べたいと思います。問題の発見と修正・改善を絶え間なく行なうエンジニアリングの世界で培われたノウハウは、業務のPDCAサイクルにも通用する場面は少なくないと考えます。
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