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【CF通信】

会計知識を土台に、成長を続ける若手コンサルタントの今 ― 専門性を活かしながら、広がるキャリアの可能性

2025.9.29

大学時代に会計のお勉強をされていた山下さん。専門性を磨いてきた彼が、なぜコンサルティングファームを選び、クロスフィールドでのキャリアを歩み始めたのか。
入社後のギャップや成長実感、今後の展望まで、インタビュー形式でお届けします。(インタビュアー:採用・広報担当 吉田)

 

▲会計士の勉強経験が、今の仕事にどう活きているかを語る山下さん

 

 

会計士の勉強、やっててよかった?──現場でのリアル

 

今回は、大学時代に公認会計士を目指して勉強されていた、入社2年目のコンサルタント・山下さんにインタビューしました。
就職活動時の思いや、現在担当している業務についてお話を伺いながら、会計士の知識がコンサルの現場でどのように活かされているのかを紐解きます。
クロスフィールドでのリアルな働き方を知っていただける内容となっています。

 


■ 就活時の思いと、クロスフィールドを選んだ理由
吉田:最初に、学生時代の就職活動についてお聞きします。当時はどんな社会人キャリアを思い描いていましたか?

 

山下:大学時代に会計の勉強をしていたこともあって、それを強みとしてコンサルタントの仕事に活かしたいと思っていました。
具体的な仕事のイメージはなかったですが、漠然とクライアントの課題解決に携わりたいという気持ちはありました。

 

吉田:会計の知識をベースに、コンサルタントという選択肢に自然と惹かれていったんですね。当社を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

 

山下:「会計」というキーワードが説明会やホームページでよく出てきていたのが印象的でした。
あと、クロスフィールドは中小規模でありながら、クライアントとしては大手企業にサービスを提供している点に魅力を感じました。


■ 面接で感じた“個別対応”と“親身な姿勢”
吉田:面接についても聞かせてください。印象に残っていることはありますか?

 

山下:二次面接で来社した際に、役員のお二人とお話ししたんですが、とても親身になって相談に乗ってくださいました。
こちらの話を汲み取り、ただ聞くだけじゃなく話を広げてくれたり、入社後のイメージが具体化されるような会話をしてくれたのが印象的でした。

 

吉田:確かに、当社の面接はテンプレート的な質問ではなく、応募者ごとに深掘りするスタイルですよね。

 

山下:そうなんです。採用面接はある程度、形式的な質問が一般的かと思いますが、クロスフィールドは会話ベースで面接が進み、働くことへの解像度が少し上がった気がします。


■ 入社後のギャップと、支え合うカルチャー
吉田:入社して1年ほど経ちましたが、入社当時に感じたことを教えてください。

 

山下:正直なところ、第一印象は「難しいことが多いな…」というものでした。
プロジェクトにアサインされたばかりの頃は、何も分からない状態で、とにかくキャッチアップするしかない毎日でした。

 

吉田:その時期、かなり大変だったと思いますが、どうやって乗り越えたんですか?

 

山下:先輩方が1on1の時間を設けてくださって、質問や相談を通じて少しずつ理解を深めることができました。
毎日30分ほど、事前にスケジュールを確保してくれていて、同じプロジェクトに入っている先輩社員2名のうち、どちらか、あるいは両方が対応してくれました。

 

吉田:毎日話せる環境があるのは、安心感につながりますよね。


■ 会計知識が活きるプロジェクト
吉田:現在はどんなプロジェクトに関わっているんですか?

 

山下:「グループ共通会計システム導入プロジェクト」にアサインされていて、会計システムの導入支援をしています。
会計用語や仕組みが前提となる話が多くて、学生時代に勉強していたことが共通言語として役立っています。

 

吉田:まさに、勉強していたことが実務に直結しているんですね。

 

山下:そうですね。会計に関する用語は頭に入っているので、普段はあまり意識していませんでしたが、もし勉強していなかったらと思うと、少し怖いですね(笑)


■ 会計士の勉強がコンサルの素養にもつながる
吉田:ちなみに、会計士の勉強って、会計以外の面でも仕事に活きていると感じますか?

 

山下:はい。簿記以外にも会社法や管理会計なども扱うので、コンサルの素養として大いに役立つ部分があります。
そういった意味では、会計以外のプロジェクトでも必ず活かせる部分はあると思います。

 

吉田:知識以外にも、勉強の進め方や計画性なども役立っていそうですね。

 

山下:そうですね。会計士の勉強は1年半〜2年半くらいのスパンでかなりの量をこなす必要があるので、綿密な学習計画を立てることが重要でした。
その経験から、タスク管理や計画性は自然と身についたと思います。


■ プロジェクトで感じたCFの存在感
吉田:今のプロジェクトでは、他社と一緒に動いていると聞いていますが、当社の立ち位置について感じることはありますか?

 

山下:はい。担当プロジェクトには、他の大手ファームも入っているんですが、その中でもクロスフィールドはPMO、業務、システムといった全領域にメンバーを配置していて、
プロジェクト全体を支援できている状態です。

 

吉田:領域を横断して支援できているというのは、当社の特徴がよく表れている部分かもしれませんね。

 

山下:クライアントからの信頼が厚いと感じますし、プロジェクトリーダーの発言からも、クロスフィールドに対して信頼を置いていることが伝わってきます。


■ キャリアの方向性と知識への向き合い方
吉田:今後のキャリアについては、どんな方向性を考えていますか?

 

山下:今は特定領域にこだわらず、総合的にコンサルタントとして必要な素養を高めていきたいです。
その上で、自分に合った方向性(スペシャリストかジェネラリストか)を見極めていきたいと思っています。

 

吉田:領域を広げていく中で、業務や技術の幅広さに向き合う場面も多いと思いますが、そうした状況にはどう向き合っていますか?

 

山下:最初は手探りでしたが、今は「知らないことの不安」を減らすために、必要な知識を積極的にインプットしていきたいという気持ちが強いです。
経験を経て、今このプロジェクトを進めるためにはどんな知識が必要なのか、というのが見えてきました。


■ 学生へのメッセージ:「一番大切なものはマインド」
吉田:最後に、これから就活を迎える学生に向けて、メッセージをお願いします!

 

山下:コンサルタントって、いろいろな知識を持っていて、仕事ができる人というイメージがあると思うんです。僕自身もそういう印象を持っていました。
でも、実際に働いてみると、最初から多くの知識を持っている必要はないと感じています。
仕事を通じて必要なことを学びながら成長していくことが大切で、そういう姿勢があれば、誰にでも挑戦する機会はあると思います。

 

吉田:確かに、当社では自己研鑽に励んでいる方がほとんどですよね。

 

山下:はい。クロスフィールドは自己研鑽を支援する制度も整っているので、挑戦しやすい環境だと思います。
僕も実際に資格の受験費用と書籍代の会社負担制度を利用しています。
こうした制度を活用しながら、自分自身の成長に前向きに取り組める方に、ぜひチャレンジしていただきたいです。

 

  コンサルタント

 山下 輝 Hikaru Yamashita

 ・大学時代に公認会計士の勉強に取り組む
 ・2024年4月 クロスフィールド入社
 ・現在はグループ共通会計システム導入プロジェクトに参画し、PMO・個社展開の両面を担当

 


 

山下さんのお話から、会計士の勉強経験がコンサルタントの現場でどのように活かされているかがよく伝わってきました。
資格取得に至らなかったとしても、学習を通じて得た知識や計画性、論理的思考力は、コンサルタントとしての大きな土台になります。

 

クロスフィールドでは、会計や業務、システムなど多様な領域に関わる機会があり、専門性を活かしながら幅広い経験を積むことができます。
努力を重ねてきた方にとって、次のステージとして十分に挑戦しがいのある環境だと感じています。

 

当社では、新卒の方を対象とした会社説明会を毎年開催しています。
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執筆:採用・広報担当 吉田