社員の一日 ~シニアコンサルタント編②~ | 株式会社クロスフィールド

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【CF通信】

社員の一日 ~シニアコンサルタント編②~

2022.3.22

クロスフィールド社員の一日をご紹介する本連載の3回目は、前回までご紹介をしたグローバルでの基幹システム刷新プロジェクトにおいて、別チーム(ファイナンスチーム)の一員として参画するシニアコンサルタントをご紹介します。(前回までの連載はコチラ から)

 


 

第3回:シニアコンサルタントの一日

 

 

プロジェクトにおける役割

クライアントの会計・経理業務について、プロジェクトの進行に伴い発生する課題の検討から取りまとめまでを担う、いわば現場の最前線で働いています。コンサルタントの立場としては、課題に対するクライアントの皆様のアイデアを引き出すとともに、それらを海外のプロジェクトメンバーと共有できるよう整理し、合意形成に至るまでを支援することが主な役割です。

 

 

9:00  始業準備
業務の開始前には、冬の寒い朝に車のエンジンを暖めるべく、勉強中の書籍を読んで頭の中をオフからオンに切り替えるようにしています。充分に切り替えできたら仕事道具を机に広げて準備をします。メールの中身に目を通して内容を自分なりに理解し、それを受けて自分達がとるべき行動の段取りを考えます。

 

10:00  内部ミーティング
同じチームで仕事にあたっている自社メンバーと毎朝打合せを開いています。その日対応すべきタスクを全員で確認したうえで、作業分担を決めたり、込み入った課題の対応方針を話し合ったりします。

 

10:30  他チームとの情報交換
プロジェクトの進捗状況や対応中の課題について、他チームのメンバーとチャットで情報交換。プロジェクトの規模が大きくなるほどメンバー間で持っている情報のムラができやすくなるので、話のすれ違いを防ぐためにも地道なコミュニケーションが重要になってきます。

 

 

12:00  昼食
この日は自社オフィスで勤務していたので、居合わせた同僚数名と昼食へ。社員はふだん複数の現場に分かれて働いており、その垣根を超えて会食するのは意外と貴重な機会です。長い一日の中で、しばし緊張を解いてリラックスできる時間でもあります。

 

 

13:00  資料作成
この日一番のまとまった作業時間。自分が担当になっていた資料を作成。回ってきた仕事はサクサクこなして次につなげていくことが基本ですが、中には根気よく取り組まないと片付かないものもあり、そのための時間をいかに確保するかが工夫のしどころです。

 

15:00  会議準備
夕方から海外のプロジェクトメンバーとのリモート会議が複数予定されており、いずれも進行役を務めるため、その準備として予定されているトピックを再確認するとともに、限られた時間で効率的に議事を進めるイメージを作ります。

 

16:00  クライアントとの打合せ①
個人的には今日の山場です。ペース配分等、すべてが事前の想定通りとはいきませんでしたが、ゴールに向けて大きく進展のあった話題もあり、全体としては及第点といったところでしょうか。ビジネスシーンでの英語には決まった言い回しも多く、経験するうちに慣れてはきましたが、まだ改善の余地があるとも感じます。そして相変わらずけっこう緊張します。

 

18:30  プロジェクト全体会議
立て続けに参加したのは、プロジェクトの特定領域に属する全メンバーが参加する非常に大きな会議。自分の話すパートはありませんが、今後のプロジェクト運営に関わる周知事項があり、それらを頭に入れて動けるようにしっかり内容を把握する必要があります。もうひと頑張り。

 

20:00  終業
夕方の会議が多かったため少し遅くなりましたが、残っていたメールを数件送って終業。お疲れ様でした。

 


 

プロジェクトワークにおいて心掛けていること
あらゆる場面で合理的・論理的な説明をするよう気をつけています。特に現在のプロジェクトでは海外のメンバーとやり取りする機会が多いのですが、日本人同士が当たり前に共有している前提知識や文化的背景がないので、それらに頼らないよう一層注意して自分の考えを発信するようにしています。

 

チームメンバーとのコミュニケーション
「甘えすぎない」ことでしょうか。気心の知れたメンバーとはいえ各自が仕事を抱えた忙しい立場なので、相手の事情に配慮したり、情報共有ひとつを取ってもなるべく分かりやすく伝える工夫をしたり、といったことを心掛けています。
一方で、仕事をしていると必ずしも全てが順調とは限らず、時にモヤモヤした思いを感じることもありますが、そういったネガティブな感情も含めてチーム全体で共有することで、気分的にとても楽になれる場面があり、ありがたみを感じています。

 

プロジェクトを通じて成長したいこと
現在の環境は、会計領域という汎用性の高い業務分野でグローバル規模の取組みに関われる理想的な場だと思っています。実地でしか得られない業務知識や、英語力を含めたコミュニケーションのスキルを磨き、月並みですがどんな現場に出ても通用する人材になりたいと考えています。