経理業務プロセスの抜本的改革により決算スケジュール早期化を実現
事例紹介Works
【事例紹介】
決算早期化対応プロジェクト
プロセス改善サービス
プロジェクト課題、背景
親会社からの要請に基づき、クライント(連結子会社)の連結パッケージ提出期限が短縮されました。経理担当者が少人数であるクライアントにとっては、従来の提出期限も余裕のあるものでは無く、更なる期限短縮に対応するためには、抜本的改革が必要な状況にありました。そのため、決算早期化プロジェクトが立ち上がり、クロスフィールドが参画することとなりました。
提案、進め方
- まず、親会社が要請する提出期限までに月次決算業務を終了させることを「基本方針」と位置づけ、プロジェクトゴールを共有しました。
- 次に、決算業務分析を実施し、スケジュール短縮に向けた課題(月次決算に求める精度、重複業務、手作業による処理、情報収集ルートの見直し、進捗管理方法など)を抽出しました。
- その上で、これらの問題点をプロジェクト全体で共有し、一つ一つの問題に対して個別具体的に「解決案」を検討しました。そして、「解決案」を具現化(=業務への落し込み)する為の「システム設計」、「業務設計」を実施し、改善につなげていきました。
効果
- スケジュールの改善
- クライアントの決算に必要な業務を洗い出し、役割分担とスケジュールを明確にしたことにより、業務の重複を削減し、業務のスピードが上がりました。
- 日次業務と決算業務の整理
- 決算業務を特定したことにより、日常業務として実施すべき業務が明確になりました。
また、日次業務自体についても、決算業務におけるチェックポイントを踏まえて、改善すべき視点が明らかになりました。