サービスライン 事例紹介 会社案内 採用情報
トップページ > 採用情報 > CF通信(活動報告) > 【第2回】 内部統制プロジェクトについて

採用情報

 
採用情報

CF通信 【第2回】 内部統制プロジェクトについて

<< 前回次回 >>

担当:棚橋和子

質問1 まずプロジェクトの概要を教えてください。

プロジェクトリーダー(右から2番目)を中心にメンバーによるディスカッション風景

現在、私が関与させて頂いているプロジェクトは、「金融商品取引法第24条の4の4」の規定に基づき平成20年4月1日以降に開始する事業年度から提出を義務付けられる「内部統制報告書」の作成を支援する業務です。

「内部統制報告書」で報告する内容は財務報告にかかる内部統制についての評価結果です。「内部統制報告書」自体は内部統制府令で掲載されているひな形に基づくため、どの会社も大きく変わることはないと思われますが、内部統制の中身は企業を取り巻く環境、企業理念、取扱製品等は多種多様であり、どの会社でも統一的に適用できるものではなく、その会社の状況にあった内部統制を整備し、評価する必要があります。そのため、会社の内部統制部署の方たちと共に一緒に考え、議論を重ね合い、あらゆる観点から検討しながら内部統制の整備及び評価を行っています。

質問2 現在のプロジェクトのステージ及び今後の予定について教えてください。
内部統制の整備には、様々な領域があり、会社では以下の区分で作業を進めてきています。
  1. 全社的な内部統制
  2. 全社的観点で評価する決算・財務報告プロセス
  3. 業務プロセスに係る内部統制
私が参画し始めたのは昨年の11月からですが、クロスフィールドとしてこのプロジェクトのサポートを開始させて頂いたのは平成18年7月まで遡ります。最初から参画していた松元取締役によると、当時は実施基準もなく国内の内部統制プロジェクトの事例もほとんどない状況でしたからどのように進めたら良いのか手探り状態だったと聞いています。会社の内部統制部署の方々と一緒にまずは「全社的な内部統制」の領域から週次ベースでミーティングを始めたのがこのプロジェクトの始まりだったようです。その後次第に「全社的観点で評価する決算・財務報告プロセス」や「業務プロセスに係る内部統制」の領域での検討作業ボリュームも増え、昨年の4月頃からほぼ毎日プロジェクトルームに詰めて会社の方々と共同作業をするようになりました。
グローバル企業であり海外子会社が重要拠点として評価対象となっているため、欧州現地法人へ出張したメンバー(仁木マネジャー)もいます。

現在は、監査法人のレビューを受けて指摘事項等の検討・追加等を実施しています。また、運用テストも順次実施しています。海外子会社の運用テストも重要となってきており、今後は私もアジア・欧米の子会社へ実際に出向いて現地で運用テストを実施する予定になっています。

質問3 現在のプロジェクト体制について教えてください。

プロジェクトは現在、会社のプロジェクトメンバーが12名(ITのメンバも加えて15名)、クロスフィールドメンバーが2名で進めております。
日々の業務では、「一歩進んで二歩下がる」事もしばしばあり、内部統制部署の方々は大変御苦労されていますが、プロジェクトリーダーの強力なリーダーシップのもと、各メンバーの頑張りで、目標に向かって着実にプロジェクトは進んできています。

プロジェクトメンバーの皆様方、前列左から2番目が棚橋マネジャー

質問4 プロジェクトを通して感じていることや今後の抱負があれば聞かせてください。
松元取締役によるレビュー風景
上で述べたように、内部統制は画一的ではありません。また、その整備に費用や時間をめいっぱいかければいいというものでもありません。これらを整備することと、これらが整備されないことにより発生するリスクを比較検討し、有効かつ効率的な体制が整備されることが理想です。

有効かつ効率的な内部統制を整備するためには、「財務計算に関する書類その他の情報」がどのように生成され、どこにリスクがあるのかを特定して行かなければなりません。

会社のすべての業務を把握してこれらの体制整備に当たれれば一番いいのですが、なかなか難しいのが現状です。

そのため、会社の業務に精通されている方へのヒアリングや、今までに顕在化したリスク又は発生が予想されるリスクに対応した内部統制が整備されているか否かの検討を日々行っております。

また、「内部統制報告書」は会社が自ら作成するのみならず、公認会計士又は監査法人の監査証明を受けなければなりません。(金融商品取引法第193条の2第2項)そのため、体制が整備されていることを明確に証明していく必要があります。

内部統制が整備されていることを確認していく業務は、規定や証跡の整備が中心になってしまう傾向にあります。規定や証跡が整備されていることは勿論重要なことです。しかし、形式面にこだわるあまり、実質面がなおざりになってしまう可能性も否定できません。

そのため、内部統制の整備を進めるにあたり、有効かつ効率的であるかを常に意識して行って行きたいと思っています。時間や費用を沢山かけて整備する内部統制が、意味のあるものになるように日々内部統制部署の方々と邁進して行きたいと思います。
ページの先頭へ▲
 
セキュリティポリシープライバシーポリシーウェブサイト使用条件
Copyright©2012 Crossfields. All Rights Reserved.